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オンラインでできるボードゲームのルールとかレビューとかゆるく書いて置いとくところ              今はアイマス人狼ボドゲ部とかいう身内でやってます
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というわけでトランスアメリカ(Trans-America)の話。
ちょっと話に出たから、簡単にルールとかをまとめとくよ。
2-6人でプレイできるし、時間もかからない軽めのゲームなので
ボードゲーム初心者という人におすすめです。
トランスアメリカというと映画も有名だよね、名作っていうほどではないけど
良作なのでロードムービー、トランスジェンダーあたりに興味ある人は見るといいと思います。

閑話休題、ゲームの概要はというと、
「北アメリカ大陸に線路を引いて5つの都市をつなげる」だけのゲームです。

と書くとなにがおもろいねん、って感じですが、これがまた意外と盛り上がる。
かなりの運とほんの少しの戦略で、誰よりも早く鉄道を完成させましょう。


ルールとかぐぐったら出ると思うけど、一応簡単に。
知ってる人は適当に飛ばしてください。

ボードには北アメリカ大陸が描かれていて、
各地方(中央、西部、東部、北部、南部)で5色に色分けされた都市があります。
持ち点13点(なぜか忌数、州の数?)で、誰かが0点を切るまでラウンドを行い、
終了時点で1番持ち点を残していた人が勝ちです。

・ラウンド
まず自分のつなぐべき5都市が示されます。(各地方から1都市ずつ)
これはもちろん他のプレイヤーには秘密です。
(ちなみに各地方には7都市ずつあるので、
6人でプレイしても誰も受け持たない都市が各1つずつはあります。)

手番の順に始点となる場所を選んで、ゲームスタート。
プレイヤーはひたすら線路を引いていきましょー。
平地(ボードでは黒い線)には1ターンに2本まで引くことができますが、
山や川を越えるとき(ボードでは赤い線)には1ターンに1本しか引けません。
誰かが5都市をつなぎ終えたら終了です。
得点計算に入り、5都市つなぐのに足りなかった分の線路数を持ち点からマイナスします。(黒1本で1点、赤1本で2点です。)
これで、ラウンド終了。簡単ですねー。


さて、ここでトランスアメリカの特徴です。
それは【他人の線路につなぐことで、路線を共有できるということ】
これが面白さのすべてと言っていいね。
(オフなら線路つないでるだけでも十分おもしろかったりするけどそれはそれ)
そんで、【そうした協力要素がある一方で裏切りや邪魔といった要素がない】
という点も特筆する必要があると思います。

お邪魔要素がないという点がファミリー・パーティゲームとしてはかなり大事なことなのは説明するまでもないことだし、
手番差や経験差もほとんど感じさせず、ほんの少しの戦略とセンス、そして大事なカード運に勝敗が集約されている点も初心者向けとして素敵なところ。
さらにルールがシンプルであるがゆえの進行テンポの速さ。
まさにカルカソンヌ等と並ぶファミリー・パーティゲームの代表格と言えると思います。

と、散々褒めちぎったけど、そっちに特化しすぎてるから当たり前とはいえ、ギークには物足りないです。
私も大人数でボードゲーム初心者の人とやるなら最適のゲームのひとつだと思って紹介したけど、所持してないし、プレイ経験もそんなにないです。

でも、カタンの開拓者なんかが好きな人はもれなく楽しめるんじゃないかなぁ。
なによりやっぱり誰も殴られないゲームというのは貴重だと思うので、
好み云々ではなく評価したい作品です。




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